埼玉県立武道館は、埼玉の武道振興の新たな拠点施設として、平成15年8月1日に「さいたま市(旧浦和市)」に設置されていた旧武道館を移転し、上尾市の水上公園に隣接して新たに開館いたしました。
新武道館の建物は、秩父地方の県有林から切り出されたスギ材を大屋根の骨組みに使用するなど、武道の伝統にふさわしい我が国の伝統的な木造様式を取り入れました。また、太陽光、自然換気、自然光を利用するなど、自然エネルギーを積極的に活用した施設です。
このような環境の中、
・ 青少年の健全育成の拠点
・ 武道文化の継承・発展拠点
・ 武道振興の拠点
・ スポーツを通じた交流の拠点
の4つの基本理念のもと、各武道団体等との連携を図りながら、武道教室・暑中稽古・寒稽古などの事業を実施しています。
また、令和6・7年度に行われましたリニューアル(大規模改修)工事で、床の張替えや全館LED照明化、ウォシュレット化などにより、選手にはもちろん、利用されるすべての皆様にとって良好な環境となり、利便性の高い施設となりました。
加えて、令和7年8月1日からは、愛称が「リプロ武道館」となり、県民の皆様が武道・スポーツに親しみ、これまで以上に身近に感じる「開かれた武道館」を目指して、今後とも努力してまいりたいと存じます。
※ 本館は、平成20年4月1日より、指定管理者 公益財団法人埼玉県スポーツ協会・株式会社サイオー共同事業体が管理・運営を行っております。
埼玉県立武道館 指定管理者館長